涙もろさの話

大人になると涙もろくなると聞くが、どうやら本当のことらしい。最近、感動的な話を見るだけですぐに泣くようになってしまった。

 

今日は「ウマ娘プリティーダービー」の二期を見ていた。トウカイテイオーメジロマックイーンにスポットライトをあてた作品だ。二人に何度も襲い掛かってくる困難、その度に互いを高め合い競い合うライバル二人。奇跡を起こすトウカイテイオー その姿を見てボロボロ泣く私……

 

いつからこんなに涙もろくなったのだろうか。小さい頃は悔しい時しか涙は出なかった。嬉し涙も流したことはなかったし、感動話に泣くこともなかった。今でも嬉し涙を流したことはないが、感動的な場面で誰かが泣いていたりするとそれに影響されて涙が溢れるようになった。

 

大人になって誰かに共感できるようになったからだろうか。子どもの時に比べたらいろいろな体験をしてきた。挫折したり苦しい思いをしたこともあった。そういう経験が映像の場面と重なることで思い出され、自分も泣いてしまうのだろうか。だとしたらこの涙は自分のこれまでの経験の表れなのかもしれない。

 

そう考えると、「涙もろい」というのもなかなかいいものに感じる。