自己主張の話

就職活動は自己主張することがとても大切であると日々感じる。

いかに自分をアピールして有能さを面接官に伝えるか。それが出来る人ほど優秀に見えてくる。

 

私は目立ちたがり屋のくせに自己主張が苦手だ。

小さい頃からテレビ局がインタビューをやっていると何とか映り込めないかと画角に入ろうとするし、習い事やサークルの発表会で舞台に立つのがとても好きだ。Twitterで毎年「誕生日迎えました~」と呟くのもあわよくば祝ってもらいたいという思いがある。承認欲求マシマシ、それはもう次郎系ラーメンにも負けない勢いだ。

 

その一方で、自分が頑張ってきたことや自分の強みを言葉にうまく表すことができない。こんなにもすごいことやってきたんですよ!すごいでしょ!と言えず、ただ淡々とやってきたことを話してしまう。よく就活関連の動画で「どんな話も全て自己PRに繋げろ」と言われるが、それがどうにもうまく出来ない。聞かれたことにしか答えられないのだ。

 

マイナビの自己診断ツールで自己分析をした時、「自己主張をあまりせず、ありのままの自分を見てもらうタイプ」と診断された。そしてそういうタイプの人間は就職活動では協調性がない人間に見られてしまうそうだ。自己主張をするタイプのほうがどちらかというと和を乱しそうなイメージがあるのにどうして就職活動になると立場が逆転してしまうのだろう。積極性がないとみられてしまうのはなんとも悲しいことだ。

 

この苦手を克服しないと就職活動は上手くいかないのだろうか。だとしたら私の終活はまだまだ先になりそうだ……それこそ見えない努力をしなければ