エアコンが壊れた話(前編)

タイトルの通り、今日私の部屋のエアコンが壊れた。

 

今日は梅雨の時期とは思えない程、綺麗に晴れた一日だった。

外はとんでもなく蒸し暑い状態で、外の用事を済ませて帰ってきた私はもう全身汗だくだった。

 

とりあえず部屋に上がる。私の部屋は二階の最も日が当たる角部屋なのだが、まさにそこはサウナ状態。すぐさま部屋のエアコンをつけて、Tシャツと短パンに着替える。しかし、そこで私はあることに気づいた。

 

エアコンが消えているのだ。

 

おかしい。先ほどつけたはずだ。なぜ消えている?

私はもう一度エアコンをつける。すると一度は動き出すものの、一分もしないうちにピタリと止まってしまう。フィルターが詰まっているのかと思い、綺麗に掃除をしても変化はない。どうやらもう完全に壊れてしまったらしい。

 

すぐさま家族会議が行われる。我が家は万年金なし家族、そう簡単にぽんっとエアコンを買えるわけではない。どうしようかと話し合った結果……新しく買い替えることが決まった。なんせ近年のこの暑さ、耐えられるわけがない。そもそも私の部屋に置いてあったエアコンは20年程の年季モノ。いつ壊れてもおかしくなかった。どう悩んだって新しく買うしか道はないのだ。

 

そうと決まれば早い方がいい。早速着替えて、私と母は近所の電化量販店に向かった。(後編に続く)