調べ物の話

今はインターネットが普及したから、いつ如何なる時でもすぐに調べものができるから良い。

 

今から一時間前、私は卒業論文の中間発表に向けた資料を作成していた。

資料作成に行き詰まり、気分転換に動画を見ていた時、ふとパソコンに目を向けると画面が真っ暗になっていた。

 

嫌な予感が脳内をよぎる。私は急いでマウスを動かすが、画面は真っ暗のまま全く動かない。

とりあえず、強制シャットダウンをしてみるか?いやもしそれで制作中の資料が全部消えたらもう泣くしかない。じゃあどうすればいい?私にパソコンスキルは全くない。

 

私はふと手元のスマートフォンで検索をした。「ノートパソコン 画面がつかない」

すると、ネット上に沢山の記事が出てくる。その中でも比較的わかりやすそうな記事を広げた。

そこには、解決法が何パターンか紹介されていた。その文章をしっかり読み、指示通りにパソコンをいじる。とにかく必死だった。このご時世、ほとんどがオンライン形式なのだ。今パソコンが壊れてしまったら絶望する。

 

私の必死さが伝わったのだろうか。二つ目の解決法を試したら、画面が写るようになった。データの破損もバグもない。制作途中だった資料もしっかり保存されていた。

しかし、最近はなんでも調べたらわかりやすい記事が沢山出てくる。ネット社会に救われた。