流行り物の話
流行っている物はなぜあんなにも魅力的に感じるのだろうか。
最近「かじるバターアイス」が流行っている。
ちょっと前に話題になって品薄になっていたアイスだが、再販されたらしい。Twitterでは再度このアイスが話題になっている。
バターアイスを食べた人たちは口ぐちに「バターをかじっているようだった」と語る。私の友人は「バター感が強くて胸やけした」とまで語っていた。そんなことを聞いてしまうとどれ程のバター感なのか気になってしまう。
ということで、今日は近くのコンビニに行き、バターアイスを買ってきた。
第一次ブームの時はそこまで供給量が多くなかったため、なかなか買えない状況だと聞いていたが、今回はいくらでも買えるようにアイスが山積みになっていた。その中から一つ取り出し、急いで自宅に戻った。
ドキドキしながら封を切り、アイスを取り出す。見た目はまさにバターだ。ブロックカットされたバターにアイスの棒を突き刺した感じ。一口齧ると、バターの風味がふわっと広がり、そのあとに優しくまろやかなミルクが広がっていく。なるほど、確かにバターだ。
「胸やけする」なんて言われたので、まんまバターだったらどうしようかと考えていたが、アイスという範囲の中でギリギリまでバター感を追求していて、くどさもなくとても美味しかった。これはリピートしたくなる。